プラダとミュウミュウの特徴や強みを比較プラダ （PRADA） の特徴
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プラダの歴史
1913年、マリオ・プラダがイタリアのミラノで皮革製品店を開業したのが プラダ の始りです。 世界中から質の高い革や珍しい素材を集め、イタリア職人の技術で豪華なアイテムを作る。 それがブルジョワの間で評判となり、イタリア王室の御用達となりました。 1958年、マリオの死と時代の変化に豪勢さが合わなくなったのが重なり、しばらくの間プラダは低迷期を迎えます。 しかしその後、1978年に孫娘のミウッチャ・プラダがオーナー兼デザイナーに就任。 マリオが旅行用カバンに用いていた防水ナイロン素材「ポコノ」製のバッグが開発され、日本やアメリカなどで大人気となります。 息を吹き返したプラダは、1993年にプラダの妹ブランドミュウミュウ、1995年にはメンズウエアをそれぞれスタートさせます。 さらに、1996年には逆三角形のロゴプレートを付けたポコノ製品各種を発表して、事業規模を拡大させました。 なお、プラダはレディース、メンズともに地元ミラノコレクションに出展してますが、ミュウミュウはフランスのパリコレクションに出展してます。
プラダの素材の特徴
もともと皮革製品店だったので、革の加工を得意としてます。 プラダでも雄子牛の革、ワニ革、ラム革の製品はたくさんあります。 ただし、革製品は高級素材なので、革で作られたバッグは10万円以上するものがほとんどです。 やっぱりどこのブランドも革製は、それなりの価格がします。
しかし、低迷期を救った防水ナイロン素材のバッグも侮れません。 ”バッグといえば革！”とこだわりのある人に無理には薦めませんが、日本で人気が出たのはこの防水ナイロン素材のおかげなのです。 丈夫で長持ち、湿気の多い日本でも活躍できる優れ物です。 さらに他の素材と比較すると低価格なのでコストパフォーマンスに優れてます。
現在の日本ではプラダと言えば、黒のナイロンというイメージが定着してるくらいです。 プラダの商品には、イタリア語で色の名前が記されてます。 ここで主要な色をいくつかご紹介しておきます。
プラダのナイロン素材の色
NERO ： ■ ベーシックな黒です。プラダ商品の大半を占めてます。
EBANO ： ■ 最もオーソドックスなこげ茶色。NEROに続き商品数が多いです。
BLEU ： ■ ちょっと黒っぽい紺色。学生服のような濃紺です。
SCARLATTO ： ■ 明るめの赤です。オレンジに近いような感じです。
ROSSO ： ■ オーソドックスな赤色です。
CORNIOLA ： ■ 紫にも茶にも見える微妙な色合い。エンジっぽい色です。
CAMEL ： ■ 肌色っぽいベージュ色です。
LAVANDA ： ■ 洗ったような白です。
LODEN ： ■ ミリタリーのようなハードな雰囲気の色。きれいなオリーブグリーンです。
ZAFFIRO ： ■ 深い紫をたたえるブルー。宝石のサファイアをイメージします。
プラダの姉妹ブランド ミュウミュウ（MiuMiu）
創始者マリオ・プラダの孫娘であるファッションデザイナーのミウッチャ・プラダが1993年に春夏ファッションを発表したときからミュウミュウ（MiuMiu）というブランドは本格的にスタートしました。 幼いころ、ミウッチャが 『ミュウミュウ』 というあだ名で呼ばれていたのが語源だそうです。 かわいらしいブランド名のとおり、若い女性向けのブランドと言えます。
シンプルでありながら、女の子の求める可愛らしさと甘さがあり、ポップでカラフルなラインは女の子をより女の子らしく見せてくれるのです。 バッグやお財布だけでなく、洋服や靴、カチューシャなど、かわいらしい小物もミュウミュウの特徴です。 下にミュウミュウの代表的なデザインのバッグを掲載してます。 かわいらしいデザインのバッグだと思いませんか？ なんだか心が和むような、不思議な魅力がミュウミュウにはあります。
高級感を押さえつつ気取らないカジュアルさが、受け入れられやすかったのです。 多彩なバリエーションもあり、10代から30代の若い女性に大人気のブランドとなってます。 ミュウミュウはもともと地元のミラノコレクションで発表してたのですが、2006年からパリコレクションにて発表するようになりました。 最近は、民族衣装風な花柄を刺繍したスカートやスカーフを発表してます。 こちらも華やかな女の子らしい製品です。
実はミュウミュウというと女の子のブランドのイメージがありますが、メンズ商品も発表しているのです。 1995年からメンズコレクションで発表しており、遊び心たっぷりの中に、優雅さとシックな風合いのコンビネーションが特徴となってます。 ただ、日本では圧倒的に女性の人気が高く、メンズブランドのイメージはあまりありません。
プラダのサングラス
プラダのサングラスは有名です。 流行の最先端をいき、男女問わず世界中のセレブ＆芸能人に愛用されてます。 大体1万円から3万円の価格帯で販売されてます。
基本的に日本で販売されてるのはミラリジャパンのライセンス商品です。 イタリアで作られたサングラスを輸入して販売してるショップは少ないと思います。 大きなブランドのメガネ・サングラスはこういうライセンス品が多く、日本での正規品ということになります。 特に欧米とアジアではフィッティングの問題や嗜好の違いなどのため別のデザインになっていることが多いです。 ちなみにライセンス商品というのは、日本国内のサングラス・メガネ（に限らず色々な商品でライセンスはあります）のメーカーがブランド（ここではプラダ）にデザインの承認を得て正規で製造している商品です。 つまり、ライセンス商品に関しては 『made in japan』 と表記されていてもプラダ公認の本物ということです。
プラダ （PRADA） の強みと評価
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しっかりした作りで、使いやすい
プラダは高級ブランドに属するイメージがあります。 確かに、財布やバッグなどの価格は安いとは言えません。 しかし、高いとも一概には言えないのです。 何故なら、素材や作りの良さ、ブランドの持つ信頼度を考えれば、値段相応であるからです。 そもそも、プラダは創業当時は革製品を職人の技術で製作していたわけで、その縫製技術は確かなものです。 更に、アフターサービスも充実しており、保障期間内の修理は無料で行ってくれます。 長く使い続けることの可能な品質と流行に左右されにくいデザインを持つプラダの製品は、高い買い物ではないと思われます。
プラダ（PRADA）のロゴが入った逆三角形のプレートがついたナイロン製品が、日本で最も知られてるプラダの製品だと思います。 TPOを選ばない、とてもシンプルなデザインで、ナイロンという素材が軽さを出し、非常に利用しやすくなっています。 もちろん丈夫で長持ち、湿気の多い日本でも活躍できる優れ物なので大人気なのです。
プラダは湿気が少ないヨーロッパのファッションブランドです。 防水ナイロン素材からできてる製品は湿気には強めですが、それでも長期的に保管する際には注意する必要があります。 詳しくはバックや財布等の皮革製品の保管方法をご覧ください。
幅広い品ぞろえとコーディネイトしやすいデザイン
プラダは、バッグ、財布などの革製品をはじめ、靴、サングラス、香水なども販売するトータルファッションブランドです。 財布などの小物は、長財布・折り畳み財布・小銭入れといった具合にサイズも種類も豊富です。 プラダ（PRADA）というとブラックのイメージが強いですが、ご紹介したようにブラック以外のカラーもたくさんあります。 スポーツシューズ・パンプス・ポーチ・メンズバッグなど、トータルコーディネートが可能なほどにプラダ（PRADA）のラインナップは豊かといえます。
トートーバックやハンドバッグ、財布など、ファッションに合わせて取り換えるのも良いものですが、どんなファッションにも合わせることの出来るもののほうが使い勝手が良いとは思いませんか？ その点、プラダ（PRADA）は、黒をベースにしたシンプルなものから明るい流行色までラインナップが豊富です。 入学式などのフォーマルにも季節の流行ファッションにも合わせられるわけです。 特に、ナイロン製がメインのトートーバッグはシンプルな作りで、サブバッグとしても使え、コーディネイトしやすい一品なのでオススメです。
評価・評判のまとめ
豊富なラインナップで男女ともに人気のあるプラダ。 かわいい独特なデザインで不思議な魅力があるミュウミュウ。 どちらも実物をみて触ったことがありますが、確かな質感と高級感があります。 私の近所の評判・口コミでも、悪い評価はあまり耳にしません。 プラダやミュウミュウの製品を購入して、満足してる人がほとんどです。 プラダは低価格な商品も販売してますので、ブランド品を初めて買う人はプラダから始めてみてはいかがでしょうか。 もちろんミュウミュウの不思議な魅力にとりつかれた人には、ミュウミュウもオススメですよ。
■こんな人には プラダ や ミュウミュウ がオススメ！
・コーディネートしやすいブランド品が欲しい
・常に身につけて使い続けていたい
・見た目より実用性を重視する
・ブランド品ということを意識せずに使いたい
・高級感のある黒色の製品が好き
・コストパフォーマンスに優れた製品を求めている
・上から下まで プラダ や ミュウミュウ できめたい！
・かわいいデザインが好み
■こんな人は プラダ や ミュウミュウ 以外のブランドも検討してみて！
・デザインが好みじゃない！（こればかりはどうしようもありませんが、一番重要かもしれません）
・所持してるだけでステータスが高いように思われたい
・日本ではメジャーじゃないブランドがいい
