My ベスト ブランド ホーム » バックや財布等の革製ブランド品の保管方法


革製ブランド品の特徴(弱点)

  • 革製品に湿気は大敵

    革製品が湿気に弱いことはご存じの方も多いのではないでしょうか。 ブランドバッグや財布も例外ではありません。 ヨーロッパ発祥の有名・人気ブランドは数多くありますが、ヨーロッパは日本と比較して湿気が少ないところです。 その様な気候の土地から生まれた、ルイ・ヴィトン、シャネル、グッチ等のヨーロッパブランド製品は湿気に強くありません。 湿気が少ない土地で生まれたブランドなので、それほど湿気のことを考える必要がなかったのかもしれません。 もちろん、ヨーロッパにも湿気が全くないわけではありません。 多少は考慮されてますし、ブランドによって湿気の耐性には差があります。 しかし、日本の湿度の高さは想定外と言えるのでしょう。

    ブランド品には多かれ少なかれ接着剤を使用してる製品があります。 この接着剤がトラブルの原因になりやすいのです。 バッグや財布などは、柔軟性が要求されます。 柔らかく、柔軟性に優れた財布に使用される接着材は、乾いても固くならない接着剤です。 なので、水分を吸収しやすい性質をもっているものが多いです。 しかし、日本は湿気が多いので、接着材が水分を吸い取ってしまいます。 それが溶け出してしまうとシミになったり、酷いときは剥がれてベタベタしてしまいます。



    直射日光や高温に弱い

    革製品は直射日光や高温にも弱いので、保管には気をつける必要があります。 直射日光を長時間当て続けると色あせてしまいますし、熱で接着材が溶け出してしまいます。 知らず知らずのうちに密閉された高温な空間で保管しないように注意する必要があります。



    ブランド品は必ず劣化する

    動物の皮から作られた製品はもちろん、ポリ塩化ビニール(PVC加工)の製品も酸化して劣化します。 程度の差はあれ、革製品は必ず劣化するのです。 あと、革や布以外の部分、金属も酸化して劣化します。 純金やステンレスなら大丈夫でしょうが、ほとんどがメッキです。 湿気にも気をつけてないと、金属部分が錆びたり、緑のカビが発生したりします。 使わずに収納しておくだけで、メッキが剥がれてしまうこともあります。


革製ブランド品の保管方法

  • 湿気対策はしっかりする

    有名・人気ブランドはヨーロッパ発祥のものが多く、ほとんど気候がヨーロッパに合わせて作られています。 日本は夏、高温多湿ですから、間違った保管方法をしているとトラブルになります。 保管するには、適度な間隔を保つことが大切です。 タンスなら、空気まわりのよい上段部分に保存するほうがよいでしょう。

    革製バッグや財布などは、柔軟性が要求されるため、柔軟性に優れた製品に使用される接着材は、乾いても固くならない接着剤なのです。 そのため、水分を吸収しやすい性質をもっているものが多いです。 日本は湿気が多いので、接着材が水分を吸い取ってしまいます。 それが溶け出してしまうとシミになります。 これがトラブルの原因です。

    湿気の影響を防ぐには、空気の通りをよくすることが重要です。 タンスなら、空気まわりがよい上段に保管するのが良いでしょう。 ブランド品どうし密集させないように適度な間隔を保つようにしてください。 あと、乾燥材も入れるのを忘れずに! 湿気には十分な注意が必要です。



    乾燥材の種類や入れすぎに注意する

    湿気対策に乾燥材を入れておくのは有効です。 購入時に入れてある乾燥材は、捨てないでください。 保管する時に便利です。 捨ててしまった場合は、市販で売っている収納用乾燥材を使用するといいでしょう。 乾燥材の匂いがバッグ等にうつらないように無臭の乾燥材を使用するといいでしょう。 乾燥剤で湿気を取れば、錆から金具部分を守ってくれますし、予防にもなります。

    ただし、乾燥剤の入れすぎには、くれぐれも注意してください。 入れすぎると革の水分を吸い取ってしまい、革の痛みの原因となってしまいます。 それほど、広くない空間に保存しておくなら乾燥剤を1つ入れておくだけで十分です。



    防虫剤は使用しない

    ブランド品を防虫剤のあるクローゼットなどに入れてませんか? 防虫剤などは揮発して、使ってある接着剤や素材、塗装と化学反応を起こして、バッグを劣化させるので使わない方が賢明です。 また、防虫剤の臭いがついてしまい、価値が低下してしまいます。 一度ついてしまうとなかなか取れませんし、売ろうと考えてる人はなおさら、お店が買取してくれません。 どうしても虫食いが怖いという方は、においが付かない防虫剤を必ず使用してください。 基本的にブランドバッグは清潔に保つことに重点を置いて防虫剤は使わない方法で保管するのが良いと思います。



    箱や袋に入れて保管しない

    買った時の箱や袋に入れて大切に保管してたのに、数年ぶりに使おうと思ったら、とても使える状態じゃなかった ということをよく聞きます。 せっかくのブランド品なのに、皮のコーティングや接着剤が溶けて手にベトベトつき、洗ってもとれない。 これは、保管方法が適切ではなかったためです。

    前述してるとおり、革製ブランド品は湿気に弱いです。 袋や箱の材質がなんであれ、袋や箱に入れて密封しておくと湿気が充満します。 湿気が少ない空間ならまだマシなのですが、湿気が充満しやすい押し入れなどに、ご丁寧に袋や箱に入れて保管しておくと大惨事になります。

    これは高級なブランドであれば、購入の際に店員さんに注意を促されることもあります。 革製ブランド品は、風通しがよくて湿気が溜まらない場所に、密閉せずに保管してください。 空気の通りを良くして、しっかり乾燥剤を入れて保管するようにしてください。 そうすることで、購入当初の輝きが維持できるでしょう。



    季節の変わり目に虫干しする

    少し手間かもしれませんが、季節の変わり目に虫干ししてやりましょう。 年4回やらなくても、春と秋の年2回やっておくだけでも違います。 直射日光の当たらない風通しのいい場所で虫干しします。

    ずっと閉じられた空間で保存しておくと、どうしても湿気が溜まりやすくなります。 ですので、空気の通りをよくして湿気を逃がしてやる意味もあります。 手入れをマメにすることで、高級ブランド品の良さをずっと維持することが出来ると思います。



    定期的に使い続けるのが一番

    高級ブランド品といえど、使ってなんぼのもんです。 定期的に使っていれば、湿気等もそれほど気にしなくて問題ありません。 雑な使い方をすれば、それだけ消耗も激しいでしょうが、収納してるだけで何もしなくても必ず劣化します。 また、定期的に使っている方が悪い状態で保存しておくよりも全然長持ちします。 せっかくのブランド品です。 押し入れにしまってる人は身につけてはいかがでしょうか。



    ブランド品の保管方法のまとめ

    使わないブランド品をしまっておくなら、しっかりした状態で保管しておいた方がいいと思います。 そのまま押し入れに放り込んでおいても問題のない人もいるでしょう。 しかし実際は、住んでる地域の気候や住宅の状態、保存するブランドの質などにより、同じように管理していても結果は異なります。 ブランド品に限らず、せっかく購入した大切な品が、使いもせずに劣化して捨てるはめになるのは悲しいことです。 これを機に、大切にとっておきたい品の保存方法を見直してみてはいかがでしょうか。

    最後に革製ブランド品のメンテナンスについて少しだけ有用な情報をお伝えします。 革製品には革靴用のデリケートクリームや人間用のハンドクリームを塗ってもメンテナンス効果があるそうです。 1年に1回くらい指にほんの少しつけて広げる程度で効果があるそうです。 デリケートクリームはその名の通りデリケートな革用に作られているので財布などに用いても問題無いそうです。 また、人間の手も同じ動物の皮という理屈から、ハンドクリームも効果があるそうです。 これは、店員さんに聞いた話です。 自身が試したわけではありませんので責任は持てません。 ご自分がブランド用品店に行く機会があれば、店員さんに確認してみて試してみるといいと思います。


    ■ブランド品を保存するときの注意事項
    ・湿気対策はしっかりする
    ・乾燥材の種類や入れすぎに注意する
    ・防虫剤は使用しない
    ・箱や袋に入れて保管しない
    ・季節の変わり目に虫干しする(できればやった方がよい)
    ・同じように保存していても、その人の状況により結果は異なる


ブランドの特徴や強みの比較
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