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歴史から分かる 『 クリスチャン・ディオール 』 の特徴

  • クリスチャン・ディオール イメージ

    クリスチャン・ディオールのはじまり

    盛大に開かれるガラ・パーティー(祝賀パーティ)にロイヤル・ウエディングの衣装製作、パリ本店の白とグレーのルイ14世様式の装飾など、” クリスチャン ディオール ” という響きには、華やかなイメージがついてまわります。 華麗さと神秘性が混じり合ったゴージャスさは、オートクチュールならびにレディース・プレタポルテコレクションの主任デザイナー、ジョン・ガリアーノによって幻想的な雰囲気が加わり、いっそう華やかなムードを増しました。 ですが、その 『 魔法のブランド 』 の裏側には家内工業であったオートクチュールをモード産業として確立させたデザイナー、クリスチャン・ディオール(以下、ディオール)のビジネスマンとしての手腕も大きかったようです。

    ディオールのファッションデザイナーとしてのデビューは驚くほど遅く、1946年、星占いの予言どおり「41歳で出会った運命の人」マルセル・ブサック(繊維業界で成功した大富豪で、コットン王とも呼ばれた)の支援を受け、パリ・モンテーニュ街30番地にオートクチュールサロンを開店します。 ここから遅咲きの人生を一気に取り戻さんとするかのような、ディオールの破竹の勢いがスタートします。 1947年のデビュー・コレクションは記念すべきもので、当時のモード界に多大な影響力をもっていた 『 ハーパース・バザー 』 の編集長カーメル・スノウが ” モード界に革命が起こった ” と評価しました。 ディオールによる「ニュールック」が誕生! 20メートルもの生地をたっぷりと巻きつけたようなロングスカートや腰を絞った砂時計の優美な “ エイト( 8の字形 ) ライン ” を発表し、物資不足の折、機能優先の制服的な服に飽き飽きしていた戦後の女性たちに熱狂的に迎えられました。

    クリスチャン・ディオールの全盛期

    後にディオールは自らをデザイナーではなく ” 幸せの商人 ” と称してますが、そのロマンティックな表現には女性を服によって着飾らせるだけではなく、モードを通じて喜び、幸せをもたらしたという自負をのぞかせていました。 それまで限られた人のものだったオートクチュール ( オーダーメイド一点物の高級服 ) に、一般の女性たちにも強い影響を与える新たな次元をディオールは切り開いたのです。 その結果、ディールのデビューコレクションはフランスのオートクチュール輸出総額の75%を占めるに至ります。 同時にこの時、モード界のオスカーと呼ばれる「二ーマンマーカス賞」を受賞しました。 そのまま勢いに乗って、ディオールは1948年、パルファン・クリスチャン・ディオール設立します。 そして翌年の1949年クチュリエとして初めてのライセンス事業に乗り出します。 ブランド名の登録や特許料など、実業家ブサックから学んだ経営や財政管理の手腕を発揮した画期的な実業家への第一歩でした。 最初のライセンス製品はストッキングで、アメリカで生産されました。 1950年には、同じくアメリカでネクタイのライセンスをスタートし、さらに1953年には、ロジェ・ビビエのデザインによる靴の製造会社クリスチャンディオール デルマンを設立しました。 続く1954年にはロンドン支社設立します。 この時、パリ本社は従業員1000人を超え、26のアトリエ、7つのビルを持つに至ります。 この当時、クリスチャン・ディオールはフランスのオートクチュールの輸出総額の50%以上を占めていました。

    モードの帝王 『 イヴ・サンローラン 』 の参入

    1955年、イヴ・サンローランがクリスチャン ディオール社に入社します。 ディオールと言えば毎シーズン “ Hライン ” や “ Yライン ” など革新的なラインの提案が特徴ですが、この年の春夏には有名な “ Aライン ” が発表され、大きな話題を呼ぶことになります。 1957年にはクリスチャン・ディオール本人の写真が雑誌 『 タイム 』 の表紙を飾り、従業員は1300人にも達しました。 ですが、この黄金期の真っただ中、同年10月24日にディオールは心臓発作のため急逝してしまいます。 メゾン創立者としてわずか10年間の活動ではありましたが、短さに余りあるほど鮮やかな足跡を残したのは言うまでもありません。

    すでにディオールの手によってノーハウ化されていたビジネスシステムは揺らぐことなく、一番弟子であったイヴ・サンローランが主任デザイナーへ就任します。 1958年にイヴ・サンローラン初のコレクション “ トラペーズ(台形)ライン ” を発表します。 しかし、1960年にイヴ・サンローランがアルジェリア戦争の軍役に召集されてしまいます。 そこでロンドン店のデザイナーを務めていたマルク・ボアンが後任デザイナーに就任します。 以降、マルク・ボアンはロマンティックで上品な持ち味で、演劇、オペラ、バレエ、映画などのコスチュームも多く手がけることになります。

    モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン社( LVMH ) の一員へ

    1985年、ベルナール・アルノーがディオール社の社長に就任します。 そして1988年には、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン社( LVMH )によりクリスチャン ディオール社が買収されます。 これにより、ディオールは世界最大のラグジュアリー・ブランド・グループの一員となるのです。 1989年、イタリア人デザイナー、ジャン・フランコ・フェレが全レディス部門のディレクターに就任します。 構築的で華麗なフェレの服はミラノコレクションですでに定評があったフェレの人気を背景に、ジュネーブ、ハワイ、ニューヨーク、ロサンゼルス、日本など世界主要都市に出店していきます。

    1997年1月より、レディースの主任デザイナーにジョン・ガリアーノを抜擢します。 任命された当時、ガリアーノは同じLVMHグループの ” ジバンシィ ” のデザイナーでした。 エレガントなディオールに ” グランムール ” という新たな魅力を開花させているジョン・ガリアーノの起用は、偶然にも ” ニュールック ” 誕生から50年目にあたる年だったのです。 これからもクリスチャン・ディオールというブランドは、世界中の女性を魅了していくことでしょう。



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クリスチャン・ディオールの評判と評価

  • ディオールのバッグの評価

    ディオールはバッグなどのレザー製品においても、ご存知のとおりトップブランドです。 クリスチャンディオールの新作バッグを常にチェックしている方も多いのではないでしょうか。 中でもダイアナ妃が愛用していたことで知られている 『 レディディオール 』 は、あまりにも有名です。 エレガントなデザインは一目でクリスチャンディオールのバックとわかります。

    見た目だけでなく、クリスチャン・ディオールは、機能的かつデザイン性の高いバッグを提供するというのをコンセプトにしています。 クリスチャン・ディオールでは、フォーマルバッグなども発表しています。 どれもさすがといったデザインに仕上がってます。

    高級ブランドにしては、お手ごろ価格のバッグが数多く存在します。 私自身も縁あってレディディオールの中古を格安で手に入れる機会があったので、ディオールのレディディオールを所持してます。 購入した値段がそれほど高くなかったので、気兼ねなく普段から使ってます。 ただ、クリスチャン・ディオールの新作の場合、人気があるので、すぐに売切れてしまうため、簡単に手に入れるのが難しいようです。



    ディオールの財布の評価

    ディオールの財布は、広い年齢層に人気があります。 それは、商品の一点一点に細かなアイデアと可愛らしさがあって、色使いもキレイだからです。 さらにオリジナリティに溢れています。 ディオールの頭文字であるDのロゴをバックル部分に使ったデザインと、斬新なカラーが特徴ですが、財布の造り自体も斬新です。 素材は、ジャガードを基本にしながら、Wホックのタイプや三つ折りであっても、カード入れやポケットがあります。 そのため、お金の出し入れがスムースで機能的な財布が多く使いやすいと評判です。 小さいながらも丈夫で機能的なことも人気の理由で、財布の中を開けないまま、小銭の出し入れが可能な点など、機能的にも優れてます。



    ディオールの香水の評価

    クリスチャンディオールの香水は、程良い優雅な香りが特徴です。 濃厚な香りが主流だった当時に、優雅でさわやかに温かみを加えたような 『 ミスディオール 』 を発表し、今でも人気を保っています。 きつすぎず、ゆるすぎず、幅広い層の女性に受け入れられる香水と言えるでしょう。 有名な 『 ジャドール 』 や 『 ヒプノティック プワゾン 』 は、私自身も結構好きな香りの1つです。 ディオールの香水の販売価格は、大体5千円から1万円くらいです。 ブランド香水としては、それほど高くないので興味のある人は是非お試しください。



    ディオールの化粧品の評価

    女性の間ではクリスチャンディオールの化粧品はポピュラーですね。 パルファンクリスチャンディオールとして有名なディオールの化粧品では、特に口紅やグロス、ファンデーションが大人気です。 クリスチャンディオールのファンデーションはかなり以前からファンが多く、ファンデーションならディオールと決めている人も多いと思います。 また、クリスチャンディオールの口紅はパッケージも斬新で、化粧直しも楽しくなるでしょう。 ルージュ ディオールはカラーによっては発売直後に品切れとなるショップもあるようです。 Diorディオール限定のコスメともなれば、完売は必至です。 化粧品をディオールのコスメ・ポーチとおそろいでそろえれば、かなりのディオール通ですね。 私はそこまでではありませんが、ディオールの化粧品をたまに使ってます。 お化粧の乗りもよくて、いい感じですよ。



    評価・評判のまとめ

    最後にディオールの評価のまとめです。 このページを執筆していて気がついたのですが、私自身は意外とディオールを愛用してることに気がつきました。 バッグと香水と化粧品と、あと旦那にプレゼントしたベルトもそうでした。 どれも使い勝手がよくて長持ちしてます。 バッグ ( レディディオール ) は、中古にも関わらず5年以上も同じ状態を維持してます。 あと、ベルトは新品の物を買ってプレゼントしましたが、普段から使用しているにも関わらず数年たった今でもあまり傷んでません。 私自身、品質に関しては確かなものを感じてます。

    サングラスやリングなどの小物は所持してませんが、センスが良いので調べているうちに欲しくなりました。 機会があれば購入したいですね。 みなさんも普段の生活のアクセントや自分自身のご褒美に、ディオールの製品を購入してみてはいかがでしょうか。 安い製品もたくさんあります。 そんなに高い価格の商品じゃなくても、十分満足できると思います。



    詳細・購入・公式サイトはこちら



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